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ノーベルの発明の地にたどり着いた [スウェーデン紀行(カールスクーガ)]

スウェーデンにある、ノーベル賞で有名なノーベルがダイナマイトの研究を行っていた地をたずねた。それは、スウェーデンの首都ストックホルムとノルウェーの首都オスロとの中間にあった。またもや、ほりけんの男独り旅である。

 ほりけんは独り寂しくストックホルムからオスロ行きの鉄道に乗った。

ヨーロッパの新幹線ICEである。

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日本の新幹線のグリーン車以上である。日本の新幹線の座席が横に5つあるのに対して、ヨーロパのICEの座席は横に3つである。実に広い。座席の前には大きなテーブルまであった。感動した。
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最寄の駅に降りた。ほとんど人がいない駅であった。人口の少ないスウェーデンではこれくらいの駅でも新幹線が止まるほどの駅なのである。勿論、人影もなければ、タクシーもない。レストランもない。店の1つもない。 不安にかられた。

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 今、自分はノーベルが過ごした町を小高い丘からながめている。小さな綺麗な町だ。ただ、この丘の下は、かつては、地下の軍事工場があった。

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 今、自分はノーベルが過ごした湖に来ている。ノーベルもここから湖を眺めたであろう。

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5百年前から数十年前まで稼動していた製鉄所が残されていた。スウェーデンは鉄鉱石の生産で有名である。それが、この地を、スウェーデンの軍事工場地帯に仕上げ、ノーベルをダイナマイトの研究へと導いたのであろう。

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そして、自分は、今、まさに、ノーベルがダイナマイトの開発を行っていた地に立っている。今、自分は、確実に感動している。古い戦車が何気なく放り出されている。戦車の大砲で撃ちぬかれた厚い鉄板が何気なく放り出されている。確かに、ノーベルはこの地でダイナマイトの研究をしていたのだ。

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