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92歳、コンバインを処分する日がやってきました [菜園(春・野菜作り・手料理)]

この3月で、ほりけんの父親が92歳になりました。
その父親が、井関農機から20年前に購入した「コンバイン(自動脱穀機と刈取機を組合わせたもの)」を廃棄業者に売ることを決意しました。
トラックにコンバインが積まれます。それを92歳の父親が見守ります。
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15年間、働いてくれました。最近、5年間は使わずじまいでした。
どこかの国に売られていくのでしょう。 そして第2の人生(?)を歩むのでしょう。
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刈り取ったその場で、稲からモミになって出てきます。
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父親は、87歳までは、この運転席に乗って米を収穫していました。
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父親は、長年使ってきた耕運機も処分することを決意しました。
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父親にとって、実質上、85年間の百姓人生を引退することを決意した日だったのかも知れません。
廃棄業者が、コンバインと耕運機をトラックに載せる間、2時間でした。
父親は、その光景をずっと見守っていました。
でも皆さん、安心して下さい。トラクターだけは残しました。そして、運転して見せました。
ほりけんもホッとしました。
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人生、完全な引退を決意する70歳でコンバインを購入して、さらに大きく仕事を展開しようとした父親に敬服しています。ほりけん、父親には、生涯、百姓であって欲しいと願っています。

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