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三重県鈴鹿市白子の鈴鹿墨と墨職人が伊勢形紙で作る立雛 [地域紹介(三重県・鈴鹿市)]

三重県鈴鹿市白子(しろこ)は奈良県に次ぐ墨の生産地として広く知られています。

 墨の歴史は平安時代初期、鈴鹿の山の松を使い製墨が行われたのが始まりと言われている。鈴鹿は製墨に必要な松や弱アルカリ性の水や気候風土に恵まれており、江戸時代以降の墨染めの需要増加とともに徳川紀州藩の保護のもと、大きく発展をしてきました。

1980年には国から伝統工芸品に指定されました。墨としては日本唯一の伝統工芸品です。
写真のもので1本が数十万円と聞きました。
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鈴鹿墨は、同地区で生産されている伊勢形紙とも密接な関係があるとも言われています。

その墨を使って書いた書が、額に入れられて置かれていました。良い言葉と思います。s-DSC00618.jpgs-DSC00617.jpg

いつからか、墨職人の手で雛人形が製作されるようにもなりました。
写真は、大正時代のものです。現在は、郷土玩具や人形の愛好家に人気のようです。
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ほりけん、三重・愛知県にUターンして8年になりました。
只今、東海地区の習慣・歴史・グルメ等々の勉強に余念がありません。

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