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岐阜県飛騨地方に伝わる民芸品「さるぼぼ」 [地域紹介(岐阜県・飛騨&高山)]

 岐阜県飛騨地方に「さるぼぼ」なるものがあります。飛騨弁では、赤 ちゃんのことを「ぼぼ」と言い、「さるぼぼ」は「猿の赤ん坊」という意味です。災いが去る(猿)、家内円(猿)満になるなど、縁起の良い物とされ、お守り としても使われています。近年では、土産として飛騨地方の観光地で多く見られます。  

 よく見かける基本形は、赤い体に赤く丸い顔(目鼻口は省かれる)、赤い手足(指は省かれている)、黒い頭巾と黒い腹掛けを纏い、座って足を前に投げ出しているか両足を広げ、両腕を上げて広げた姿です。赤は古くから悪霊祓い、疫病除けの御利益があると見なされてきました。

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最近では、色々な形の「さるぼぼ」も出ています。
ざるに入った「さるぼぼ」(左の写真)やキティーちゃんの「さるぼぼ」(右の写真)です。
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近年では、赤以外に黄色や緑色など様々なカラーバリエーションを見かけます。
「開運」とありますが、赤以外のご利益の程は定かではありません。

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携帯電話のストラップです。いろいろな色があります。s-DSC02224.jpg

「さるぼぼ」の暖簾です。カラフルです。s-IMG_0145.jpg

「さるぼぼ」のキャンデーも見つけました。s-IMG_0235.jpg

飛騨地方に伝わる「さるぼぼ」の変遷、楽しみにしています。

 


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