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三重県には、茨(いばら)の道も、茨の餅もあります。 [地域紹介(三重県・四日市)]

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50年以上も昔、農家であったほりけんの家でも、家族総出で手植えの田植えを行っていました。
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当時、手植えの田植えは重労働でした。
その重労働の腹ごしらえのため、三重県では、どこの農家でも茨餅を多く持参していました。
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三重県の野原には、多くの茨の木がありました。
その葉に餅を載せたものを「茨(いばら)餅」と呼んでいました。
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その茨の葉っぱは、一度、蒸します。
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平成の今、その茨餅が、四日市農協が経営するスーパー「四季菜(左図)」で売られていました。
一パック、買ってみることにしました。
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確かに「いばら餅」とあります。懐かしくなって、一気に食べてしまいました。
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三重県には、イバラの道もありましたが、イバラの餅もありました。

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olegon

こんばんは。
昔、我が家にも植えていました。
よくお餅を作ってくれました。本当に懐かしいです。
by olegon (2011-07-31 01:57) 

himanaoyaji

実家の田んぼは狭かったですが、田植えも稲刈りも手作業でしたよ。
もちの葉っぱ、これも良く山に取りに行ってました・・・
by himanaoyaji (2011-07-31 06:32) 

ようこせんせい

私の地域では、「サンキライだんご」と言います。
イバラともいうのですね!
そうですね、トゲトゲがあります。
クマ笹などと同じく、葉っぱに殺菌作用があるのでしょうね。

サンキライは赤い実が付いたら、生け花に使います。

by ようこせんせい (2011-07-31 09:37) 

たかぼん

1枚目の写真の空の色が綺麗ですね。
by たかぼん (2011-07-31 12:06) 

kazu-kun2626

艶やかで美味しそうなお餅ですね。
by kazu-kun2626 (2011-07-31 12:32) 

yoko-minato

茨もち美味しそう!
中にあんこ入りですね。
昔食べた味は懐かしいものですね。
by yoko-minato (2011-07-31 14:18) 

きたがわさちこ

岐阜では「みょうがぼち」というのがあります。
餡は空豆で、みょうがの葉で包んで蒸します。美味しいですよ。^^
by きたがわさちこ (2011-07-31 16:57) 

坊や

「イバラもち」食べる覚悟も必要な。
これ食べて、人生強く逞しく生きて行けそうですね。
by 坊や (2011-07-31 17:48) 

トモゾウと茶々

美味しそうな もちですね。
by トモゾウと茶々 (2011-07-31 18:00) 

とりのさとZ

 その葉っぱは「サルトリイバラ」なので、イバラ餅と言う名前も筋が通っていると思います。
 南の地方では柏の木がないので、柏の葉の替わりにサルトリイバラの葉を使っています。三重県だけでなく、私の故郷・徳島県でも自宅で作りました。(春の柔らかい葉でなくて、秋の固い葉がいいのですが)

 子供の頃には、大変なごちそうだったんですね。
by とりのさとZ (2011-07-31 18:29) 

Rifle

おぉー、イバラ餅ですか。
三重へは良く行くので、次回探して食べてみます!
by Rifle (2011-08-01 20:53) 

ジル

nice!ありがとうございました。
この葉っぱを餅に使うとは知りませんでした。
by ジル (2011-08-01 21:19) 

青い鳥

サルトリイバラの葉で包むから茨餅なのですね。
こちらでは、この葉で包んでも「柏餅」と言って売っています。

by 青い鳥 (2011-08-02 01:25) 

hanamura

静岡市の山間では、朴歯(ほうば)を使います。
by hanamura (2011-08-06 11:38) 

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