SSブログ

「家庭用燃料電池・エネファーム」を各家庭にお届けできる段階まできました [燃料電池]

今年も、2月29日~3月2日に、お台場の国際展示場において、
燃料電池の展示会(FC-EXPO)が開催されました。
 s-DSC00510.jpg
トヨタ、日産、ホンダの燃料電池自動車が展示されています。
s-DSC01840.jpg
ホンダの燃料電池自動車「クラりティ-」です。水素で走ります。
s-DSC01819.jpg
 ガソリンスタンドに替わる、水素ステーションも展示されています。
s-DSC01838.jpg
その隣に東芝燃料電池システム(株)のブースがあります。
家庭用燃料電池「エネ・ファーム」の展示を行っています。
 s-DSC01845.jpg
さまざまな燃料を使って、各家庭で、電気と給湯をまかなおうと言うものです。
20~30パーセントの省エネになります。その分、光熱費が減ります。
s-DSC01849.jpg
ほりけん、15年前、東芝の燃料電池開発部長時代、下のような家庭用燃料電池の絵を描き、
その開発を開始しました。燃料電池から出る電気と熱を利用して、
家庭の電気と給湯をまかなおうと言うものです。
ss-概念図.jpg
左側が13年前の東芝1号機、右側が12年前の東芝2号機です。
当時、耐久性はほとんどありませんでした。容積も大きいものでした。
社内の非難は大きなものでした。
s-開発開始.jpg
それから、10数年の歳月が流れ、今回のFC-EXPOで展示された東芝の最新機です。
昨年の大震災を受け、各家庭で電気を生み出すことの必要性が見直されてきました。
耐久性も格段に向上しました。平成24年度は、既に14000機の販売予約がとれました。
 s-DSC01846.jpg
ほりけんの後輩となる燃料電池技術者も育ってきました。
 s-DSC01834.jpg
各家庭に1台の「家庭用燃料電池・エネファーム」が入る日を、
また、やがて枯渇する石油・石炭に替わる水素の時代が到来することを夢見て、
ほりけんの研究開発は続きます。

nice!(232)  コメント(7) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。