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鎌倉時代から受け継がれる関鍛冶の技を今に伝える [地域紹介(岐阜県・関市)]

九州の刀匠元重が岐阜県関市へ移り住み、はじめて関で日本刀が作られました
「折れず曲がらずよく切れる」と言われ、関の刃物は全国に広まっていきました。
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刀を使う武将のいない今でもその伝統は、現在の刀匠に受けつがれています。
 また、現在では、孫六兼元や和泉守兼定などのほうちょう、ナイフ、つめ切り、かみそり、
はさみなどで全国でも有名な刃物産地になっています。
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一般公開日には日本刀鍛錬や技能師の実演が行われています。
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お客さんの前で実演です。鋼を加熱し、鎚で不純物をたたき出します。
四方にたたき固め、一気に加熱し、焼き具合を見ながら冷却をするという作業を
何回も繰り返します。
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実際にお客さんも体験できます。
たたくタイミング、鋼の状態を見てたたく回数も変わってくるようです。
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一般公開日の日本刀鍛錬や技能師の実演のほか、刃物まつりが行われています。
関市では11月8日を刃物の日とし、使えなくなった刃物を
供養する刃物供養祭を敷地内の刃物塚で行っています。
 
関市鍛冶伝承館
   


 

 

 

 

 

 

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